えころん

今月8日にあった県民大会は宜野湾海浜公園で開催された。
早めに行ったわたしはそばの浜で貝殻を拾っていた。

人工ビーチの隣にある小さな浜だ。

人工ビーチには、貝殻は打ち上がらない。
人工ビーチは他所から大量の砂（多くは慶良間沖の海の砂と聞く）持って来る。
沖に流れれば、また入れる。
なので沖の海は流れた砂で生き物は死んでしまっているらしい。

私はすぐ隣にある小さな浜で夢中で貝殻を拾った。

持ち帰った貝殻は水で洗い、新聞紙の上において乾かす。
えころんの円卓の上で乾かしていた。

Nさんが買い物にいらしたとき、「見てくださ～い！あの浜にも貝殻が拾えますよ」と言うと、
もちろんそんなことはNさんはとっくに知っていた。

そして、紙の上に小さな貝殻をひとつずつ置いて、ぱっぱっぱっと名前を書いていた。
Nさんの頭の中は貝の図鑑が入っているはずね。
ちっちゃな貝はメガネをはずして、ジーとみて、さっと名前をどんどん書いていく。

ホンの5ミリほどの「ザクロガイ」、
ルーペでみるとホントに口がザクロのよう、頭の方がちょっとピンク色だ。
小さな小さな貝も、立派な大人でルーペで見るとちゃんと貝の形をしている。

あっという間に３１種類の貝たちが並んでいた。
魔法のように鮮やかな貝さばき、じゃあなかった、貝の名前付けだった。

ルーペについて、ひとこと。
ネットで調べて注文した。
送料が710円かかるというので、どうやってくるのかと思ったら…


こうやってきた。

封筒に入る大きさで、
そっとやちょっとでは
壊れそうでない小型のルーペ。

８０円で送れるのにな～と
思ったが、お店によってやり方が
いろいろあるはずだからね。

でも、やっぱり８０円だよな。