えころん

先週、秋のふるさとに里帰りした。

紅葉は始まったばかり。
毎日、山々は色づいていくよう
だった。

ふるさとは山々に囲まれた
小さな村。

紅葉に囲まれるころ、
寒さは一段とます。

この日、朝の気温は１３℃だった。





母とキノコ狩りに行く。

森の中は風の音と
私たちが踏む枯れ葉の音。

頭がちょっとみえた松茸。
もちろん、母が見つけた。

しめじもたくさん採る。










採ると松茸の香りがふぁっとする。

この松茸は焼いてビールのつまみにした。

この日の夜は至福のひとときだった。










しめじは家の前の小川で
汚れをとった。

夕食はしめじご飯だった。













小川には山栗がたくさん落ちていた。

川の中以外はイノシシがみんな食べている。

冷たい川の中に入り夢中で栗を拾った。

母が茹でてくれた。

飽きるほど食べた。

子どもの頃、遊んで家に帰ると
ザルいっぱいの茹でた栗があった。

秋のおやつは、柿と栗だった。









母の作る野菜は本当に美味しい。
毎日採りたてを食べられる幸せ。

畑には、
キャベツ
大根
ブロッコリー
カリフラワー
カブ
ピーマン
小松菜
ほうれん草
ゴボウ
人参
白菜
春菊
なす
白ネギ
小葱
とうがらし

などが今思い出したのだけでもこれだけある。
もちろん無農薬。

いつ実家に帰っても風景はあまり変わらない。
昔とほとんど同じ。
これってすごいことだな～
暮らしている人たちが守っているから同じでいられる。


冬が終わるころ、どの家も田植えの準備でおおわらわ。
春、山桜が舞う頃田植えが始まる。
夏、田園は青々として稲は風に揺れている。
秋、穂が黄金色に光っている。稲刈りだ。
冬、田んぼは雪に覆われる。


また、帰ろうっと！！



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明日、11月3日（水）の営業は、午後３時～８時です。