えころん

合同写真展「生物多様性ってなーに？」が明日12日(火)～17日(日）開催される。
場所はパレットくもじ６階にある那覇市民ギャラリー。

10月に名古屋で「生物多様性条約」の第10回締約国会議が開催される。
その「生物多様性」の取り組みに沖縄からも参加しようとプレイベントが開催されるのだ。

私も入っている「貝の渚を歩く会」では、「泡瀬干潟の貝」を展示。
代表代行のNさんと砂浜をイメージしたテーブルに180種類の貝を並べた。圧巻よ。


今泉真也さんは「月ちゃん」というテーマで
写真を展示する。

昨年今泉さんが撮った短編映画のDVDを
無料でもらえるそうだ。
先着何名だったかな？（結構あった）

私も昨年もらって何度も観た、
１０分のバンの親子の物語り。
いろいろ考えさせられた映画だった。






小橋川共男さんは、
もちろん泡瀬干潟の写真を展示中！

じっくりみたいな～

この展示会には３０団体参加する。
ぜひ、ぜひ、ごらんください！！









「合同写真展　生物多様性って、な～に？」のチラシを作ったのはKくん。
最初に印刷したチラシの裏には詩がうすく印刷されていた。

とてもいいので紹介します！



　　生命は　　　吉野　弘

生命は
自分自身で完結できないように
つくられているらしい
花も
めしべとおしべが揃っているだけでは
不充分で
虫や風が訪れて
めしべとおしべを仲立ちする

生命はすべて
そのなかに欠如を抱き
それを他者から満たしてもらうのだ

世界は多分
他者の総和
しかし
互いに
欠如を満たすなどとは
知りもせず
知らされもせず
ばらまかれている者同士
無関心でいられる間柄
ときに
うとましく思えることさも許されている間柄
そのように
世界がゆるやかに構成されているのは
なぜ？

花が咲いている
すぐ近くまで
虻の姿をした他者が
光りをまとって飛んできている

私も　あるとき
誰かのための虻だったろう

あなたも　あるとき
私のための風だったかもしれない