えころん

えころんの
タタミ間の一角に
泡瀬干潟で
拾ってきた貝を
展示している。

ほんの29種類。

手元に
「泡瀬干潟の貝類相」
という論文がある。
書いたのは
名和純さん。

これによると
泡瀬干潟には
なんと322種類の貝が
生きているそうだ。

この論文には、322種類の貝が記録されている。
読んでいると気の遠くなるような詳しさだ。

最後らへんに
「著者は奄美大島、沖縄島、八重山諸島などの琉球列島55ヶ所の干潟において
　1990年から2005年まで継続的に貝類相の調査を行ってきた。

　この調査で貝類の生息種類がもっとも多く記録された干潟は泡瀬干潟であり、
　2番目に多い恩納村屋嘉田潟原干潟の186種類を大きく上回っている。

　こうしたことから、泡瀬干潟の貝類の種多様性は、琉球列島の干潟域（さんご礁海岸を除く）
　のなかで最大である可能性が高い。」

と書かれている。

今度の日曜日、3月15日（日）午後1時半～5時
「沖縄の生物多様性を守るセミナー」がある。
http://saveawasehigata.ti-da.net/e2382922.html

泡瀬干潟の貝の展示もされるようだ。
是非参加したい。
なのでこの日えころんはお休みします。







もちろん貝の名前は名和さんに聞いて書いた。
この小さな枠に入らない貝たちはとなり。

もうひとつお知らせ。
「恩納村屋嘉田潟原干潟の186種類」とありましたが、
この豊かな干潟に遊びに行くえころん主催のツアーを紹介。

「恩納村の海　リーフまで歩こう！」
とき　3月29日（日）正午　ちゅらさ石けん工房ティールーム集合

この日は旧暦の3月3日、浜下り（ハマウリ）の日です。
潮がずーーーとリーフまで引くそうです。
海に向かって片道3キロ歩きます。

たくさんの生きものに出会うはず。
楽しみね～

定員10人（只今５人申し込みあり）
少々あぶないので参加は大人のみ
参加費2000円

案内は仲西みさ子さんです。
もしかしたら、都合がつけば、名和純さんも来てくれるかもよ。

あと５名です。

電話かＦＡＸか（８８５－５２３３）
メールecoron@woody.ocn.ne.jp
（件名「リーフまで」も書いてね）

でお申し込みくださいませ。