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2009年03月05日

初めて見る美しい貝!

初めて見る美しい貝!

3月3日ひな祭りの日、Nさんが貝を持ってきてくれた。
右の白っぽいのが「サツマビナ」という。

えころん通信に連載中の「沖縄 記憶のなかの海」は
今月は「大嶺海岸」を取り上げている。

先月、この原稿を書くために、大嶺海岸をしばらくぶり歩いたらしい。
その時に拾ったんだと。

見ての通りつるつるしてとてもきれいな貝だ。
砂の中で暮らしているので、海草などがつかない。
それも、きれいな砂でないと生きられないらしい。
きれいな砂の粒が揃っているところに生きている。
その砂の中にもぐっているのだと。

そんなきれいな砂のある大嶺海岸は
もうじき、那覇空港拡張のために埋め立てられてしまうと
Nさんは言った。

さて、左の紫色の貝は、その名も「ルリガイ」。
1988年11月29日、宇地泊浜でNさんは拾った。
なんと21年前のこと。
この浜のことは、えころん通信1月号に載せてある。
埋め立てられ、現在は跡形も残っておらず、どこに浜があったのかまったくわからないとNさんは言う。

ルリガイは沖の方でクラゲを食べながら生きている。
風船みたいなのを身から出して
海でプカプカと浮いているらしい。

風や嵐などでクラゲが浜に寄ってくるときに
ルリガイもクラゲを追いかけて浜にやってくる。

リーフがあったらそこで砕けてしまう。
宇地泊浜沖はリーフのきれているところがあって
浜と沖合いがつながっていた。
なので
リーフにあたることなく入ってこられた。

浜の方に来ても
もしコンクリートに囲まれていたら、ルリガイは粉々になってしまう。

ルリガイの貝殻に触れるとホントに薄くて軽い。
粉々になってしまうのは予想できるな~

Nさんが宇地泊浜に通っていたころ、
浜が紫色になっているぐらいルリガイがうちあげられていたらしい。
そのころ、私も沖縄にいたのに、ここに来たことはなかった・・・

現在、このような浜はもうないとNさんは言った・・・・・



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Posted by えころん at 00:35│Comments(0)日記
 
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