大潮の日、大嶺海岸!

えころん

2013年06月04日 23:43

5月の末、大潮の日、ひとり大嶺海岸に行った。

この日の最大干潮は14時49分「-13」。

平日だったが、午後から休みをもらい、急いで大嶺海岸に向かった。

家から高速をつかって20分で行くことができる那覇市の唯一の干潟だ。

最大干潮の2時間前に着いたが、すでにだいぶ潮が引いていた。


一週間前の休日は、孫と娘の三人でこの干潟を歩いた。

長靴の孫は砂地を歩いたり、バシャバシャと海を歩いたり楽しそうだった。
そんな姿をみていると、私も楽しい。

那覇市の自然豊かな干潟、いつまでもいつまでもあって欲しい。

海に入ってすぐに砂底域だ。
波のあとが美しい~

向こうに小さく慶良間島が見える。
歩いて行けるかも。


砂地に穴や砂の小山があちこちにある。

砂の中に棲んでいるミミズのような
ギボシムシかな。

貝もいるかな。

カニもいるかな。

ゴカイもいるかな。

干潟は面白い!





振り返ると、陸地は遠くに見える。

瀬長島があんなに小さく見える。















貝殻の上にちょこんとキイロダカラ。

あちこちの干潟でみる白っぽいキイロダカラ。










大嶺海岸のキイロダカラは黄色が多い。










サンゴ礁まで来た。

色とりどりのサンゴ礁!

イソギンチャクの中でオレンジ色のカクレクマノミが泳いでいる。

那覇の街が同時に見える。

すごいではないか。ここは那覇市だよ!!









紫色のサンゴ。

















ヌノメガイ







藻場が生きている!!
藻場をみるとなんだかわくわくする。

そして、うれしくなる。







リュウキュウザルガイ










イトマキボラ

この貝は、自然の豊かな海草原にしかいないという。

横からみると鳥のくちばしにみえる。
沖縄ではこの貝のことを「クカル(アカショウビン)」と呼んでいる。
アカショウビンに似てるね~



そういえば、この頃、我が家では早朝アカショウビンの鳴き声が聞こえる。








大嶺崎付近の砂浜。

久しぶりに来たのだが、
砂浜のすぐそばに車道ができていた。

ひっきりなしに砂を積んだトラックが通っていた。

埋め立ての準備なのだろうか・・・・


イソハマグリを採っていると、
離れたところで、おじさんもフォークでちょいちょいと採っていた。

面白そうなので、採り方を教えてもらった。

小さい貝は残していると、おじさんは、

「もう、この海は埋め立てられてしまうから、根こそぎ採ったらいいさー」となげやり気につぶやいた。

大き目のイソハマグリは味噌汁とそーめんシャンプルーにして食べた。
大嶺海岸の干潟をいただいた。



潮がさーーと満ちてきた。



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