大潮の日、大嶺海岸!
5月の末、大潮の日、ひとり大嶺海岸に行った。
この日の最大干潮は14時49分「-13」。
平日だったが、午後から休みをもらい、急いで大嶺海岸に向かった。
家から高速をつかって20分で行くことができる那覇市の唯一の干潟だ。
最大干潮の2時間前に着いたが、すでにだいぶ潮が引いていた。
一週間前の休日は、孫と娘の三人でこの干潟を歩いた。
長靴の孫は砂地を歩いたり、バシャバシャと海を歩いたり楽しそうだった。
そんな姿をみていると、私も楽しい。
那覇市の自然豊かな干潟、いつまでもいつまでもあって欲しい。
海に入ってすぐに砂底域だ。
波のあとが美しい~
向こうに小さく慶良間島が見える。
歩いて行けるかも。
砂地に穴や砂の小山があちこちにある。
砂の中に棲んでいるミミズのような
ギボシムシかな。
貝もいるかな。
カニもいるかな。
ゴカイもいるかな。
干潟は面白い!
振り返ると、陸地は遠くに見える。
瀬長島があんなに小さく見える。
貝殻の上にちょこんとキイロダカラ。
あちこちの干潟でみる白っぽいキイロダカラ。
大嶺海岸のキイロダカラは黄色が多い。
サンゴ礁まで来た。
色とりどりのサンゴ礁!
イソギンチャクの中でオレンジ色のカクレクマノミが泳いでいる。
那覇の街が同時に見える。
すごいではないか。ここは那覇市だよ!!
紫色のサンゴ。
ヌノメガイ
藻場が生きている!!
藻場をみるとなんだかわくわくする。
そして、うれしくなる。
リュウキュウザルガイ
イトマキボラ
この貝は、自然の豊かな海草原にしかいないという。
横からみると鳥のくちばしにみえる。
沖縄ではこの貝のことを「クカル(アカショウビン)」と呼んでいる。
アカショウビンに似てるね~
そういえば、この頃、我が家では早朝アカショウビンの鳴き声が聞こえる。
大嶺崎付近の砂浜。
久しぶりに来たのだが、
砂浜のすぐそばに車道ができていた。
ひっきりなしに砂を積んだトラックが通っていた。
埋め立ての準備なのだろうか・・・・
イソハマグリを採っていると、
離れたところで、おじさんもフォークでちょいちょいと採っていた。
面白そうなので、採り方を教えてもらった。
小さい貝は残していると、おじさんは、
「もう、この海は埋め立てられてしまうから、根こそぎ採ったらいいさー」となげやり気につぶやいた。
大き目のイソハマグリは味噌汁とそーめんシャンプルーにして食べた。
大嶺海岸の干潟をいただいた。
潮がさーーと満ちてきた。
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