久しぶりの大嶺海岸!
この頃車を廃車にして遠出ができなかった。
先日、娘から車をもらいやっとどこにでも出かけることができるようになった。
昨日久しぶりに大嶺海岸をひとりで歩いた。
最大干潮時間の2時間前に干潟に入る。
沖の方を見ると大きな波が見える。
でも、干潟は穏やかだ。
できたらサンゴ礁あたりまで歩きたいと思い歩きはじめる。
すぐに赤い目をしたカニが迎えてくれた。
大嶺海岸の泥岩のところが潮が引くと
いっぱい穴があいているのが見える。
そしてよーく見ると
貝が突き刺さっている。
二枚貝のニオガイだ。
二枚の貝殻を広げると翼に見える。
「天使の翼」とも言うらしい。
藻場まで行くと
ナマコやら貝やらいろんな生きものがいる。
これはナツメダカラモドキだったけ?
砂にもぐっていたのを出すと
ズルズルと動き始め外套膜を少しずつ出してきた。
面白くてかがんでその様子をじっと見てた。
大嶺海岸はキイロダカラの多いこと。
もうあちこちにいた。
キイロダカラという名前だけど
白っぽいのが多い。
が!大嶺海岸のキイロダカラは
本当に黄色い!!
この写真よりもっと黄色いのもいっぱい!
外套膜をよーくみると派手というか複雑な柄。
ホシダカラにも会えた。
じーと見ていたら、
外套膜を出してきた。
これがまた夜空の星のようだ。
ホシダカラの外套膜は初めて見た。
潮が引くとよく見かける
ソデカラッパと言うカニ。
ハサミにカギのような爪みたいなのがあり、
それで巻貝をバリバリ割って中身を食べる
そうだ。
ちょんちょんとつつくと
パッパッと素早く砂にもぐる。
巻貝が砂にもぐりながらゆっくりと進んでいた。
掘りだしてみると
ゴマフイモだった。
(ちゃんと元にもどした)
イヤー!
藻場にはたくさん生きものがいるね~
オット!!
見ているだけなのに威嚇しているカニさん。
この恰好で時々こちらを見ながら逃げていた。
藻場が面白くて、なかなかサンゴ礁まで行けない。
そのうち最大干潮時間になり、30分が過ぎ、帰らないと満ちてくると少しあわてる。
サンゴ礁あたりは台風の影響か、大きな波が打ち寄せている。
今日は藻場で終わりにすることにした。
と言っても、陸までもどるのに一時間あまりかかった。
「大嶺海岸は帰りが疲れる」ことを歩きながら思い出した。
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