大嶺海岸海歩き!

えころん

2011年01月11日 20:03



9日(日)、「大嶺海岸歩き」を行った。
参加者は定員の5人。

大嶺海岸は那覇市に唯一残された自然海岸だ。
そこが那覇空港延長のため埋め立てられてしまう。

なにかやりきれないものがある。
今、どうしたらいいのか分からないが、とにかく大嶺海岸を知る人が増えたらいいなと思う。

そこで、毎月「大嶺海岸歩き」を開催することにした。

ガイドはわたし。
生きものや植物の専門家ではないが、少しはわかる。
只今、勉強中!

大嶺海岸はとにかく広い。
案内がないとなかなか歩きにくいと思う。
一応何度も歩いているので、案内はできる。

というわけで、先日初めての「海歩き」を開催した。

集合場所にみんなが揃った時、雨が降ってきた。
海の側に行くと風も強い。
そして、超寒い。

「干潟に行けないかもしれませんが、浜だけでも行きましょうか!」と歩き始める。
向かい風で、風をまともに受けながらみんな歩く。

寒さでか、カワラガイが口を開けて死にそうになっていた。

1時間ほどで、大嶺崎近くの浜に到着。



雨がやんだようなので
干潟に上陸することにした。

この日の潮では
このあたりだけ、歩いて干潟に上陸できる。

「渡ることができる」というより
「上陸する」という言葉の方がぴったりする。
そのくらい干潟が広いのだ。大陸のようだ。







美しいイモガイ。

中にはヤドカリがいた。














一面アオサ!

さわるとふわふわして気持ちがいい。

寒くても海の中は春だ~!













小学2年生のみおちゃん。

晴れている時、
また参加してね!!













三時間歩きっぱなし!

みなさん、お疲れさまでした!!














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実は前日、えころんの店番を友人に頼み、私は大嶺海岸の下見をした。
一日でこんなに変わるものかと思うぐらい前日は晴れ。
マフラーは暑くて取ったほど。





いい天気でしょ!












浜のすぐそば、「ザングムイ」と言われるところ。

その昔、ジュゴンが入ってきていたという。

外海は大荒れだけど、ここはこんなに穏やか。
ジュゴンが入ってきたのがうなずける。







生きているヌノメガイに出会った。










イソスギナといっしょにいるのは何?

白くて透明な花のような・・

調べてもよくわからない・・

カサノリは緑だし・・・

Nさんに聞いて納得!
カサノリが死んて色が抜けたのだそうだ。

それにしてもきれいだったな~








ヤドカリさんたちのひなたぼっこ?かな。

いい天気なのでたくさん出ていた。













藻場の入口まで行ける。

案内の時も同じ潮なのでこんな感じだった。

3月以降に潮はグーと引く。
藻場を歩いてずーと向こうのサンゴ礁まで
歩いて行ける。

今回は3分の1程度しか歩けない。











といっても慶良間まで
歩けそうなくらい
潮は引くのだ。

慶良間諸島がかすかに見えるのが
分かるかな。










海の天気は本当に分からない。

これから毎月「大嶺海岸歩き」を開催予定。
いつ行っても同じでない海。
十分に気をつけて案内しま~す!!


今日は旧の12月8日、「ムーチービーサー」の日。寒いはずだ!!


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